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ニュース・フラッシュ

2008年1月29日 サンティアゴ 平井浩二

チリ:2007~2011年の鉱業投資額は220億US$ -COCHILCO発表-

 COCHILCOは2008年1月25日付けで、チリの2007~2011年の5年間の鉱業投資額が220億US$に達する見込みであることを明らかにした。この鉱業投資により2015年の銅生産量は、2007年の552万tから21%増加し667万tに増加する見込みである。
 2007~2011年のCODELCOの鉱業投資額は104億US$、民間企業の投資額は115億US$で、民間企業の投資額のうち33億US$が金・銀プロジェクトに投資される。この5年間における主な投資プロジェクトは、CODELCOのAndina事業所拡張及びAlejandro Hales鉱床の開発、Antofagasta MineralsのEsperanza鉱床の開発、XstrataのCollahuasi鉱山の拡張、Anglo AmericanのLos Bronces鉱山の拡張である。また、金を対象としたプロジェクトはBarrick GoldのPascua Lama鉱床の開発、Barrick社とKinross Gold社のJVのCerro Casale鉱床の開発である。COCHILCOは最近、チリの金生産量が2010年代に100t/年に達する見込みで、チリは世界の10位以内の金生産国となる予定であると発表していた。

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