閉じる

ニュース・フラッシュ

2008年2月4日 メキシコ 小島和浩

メキシコ:カンポ・モラド多金属プロジェクト、G-9鉱床の最新の資源量評価

 ファラジョン・リソーシズ社(Farallon Resources Ltd. 本社バンクーバー)は、メキシコ・ゲレロ州に保有するカンポ・モラド多金属プロジェクトのG-9鉱床の最新の資源量評価結果を2008年1月31日付け同社HPに発表した。同HPの発表の概要は以下のとおり。
 G-9鉱床の平面的広がりは、およそ1,000m×650mであり、鉱床の厚さは平均で10~20m、最大で45mに達する。同鉱床は、「Southeast」、「Southwest」、「North」、「Abajo」の4つの塊状硫化物鉱体からなる。最新の資源量評価は、2007年10月までに実施された134孔の試錐探査結果に基づいている。本評価によるG-9鉱床の総資源量は、精測及び概測資源量(measured and indicated resources)が1.5百万t(平均品位:亜鉛12.2%、金2.83g/t、銀219g/t、銅1.59%、鉛1.32%)、推定資源量(inferred resource)が2.53百万t(平均品位:亜鉛8.8%、金3.15g/t、銀206g/t、銅1.36%、鉛1.21%)である。
 なお、ファラジョン社は、G-9鉱床の生産開始を2008年7月と見込んでいる。

ページトップへ