チリ：Collahuasi鉱山、銅資源量28％増加

　2008年1月28日付の地元業界紙等によると、スイスのXstrataは44%権益を所有するチリ第Ⅰ州Collahuasi鉱山の資源量が28%増加し粗鉱量51.9億t；銅品位 0.83%になったと発表した。資源量は、硫化鉱で51.4億t；銅品位0.83%,モリブデン品位0.03%、酸化鉱と混合鉱合計で43百万t；銅品位0.86%となる。確定及び推定埋蔵量は、硫化鉱で21.7億t；銅品位0.82%,モリブデン品位0.02%、酸化鉱と混合鉱合計で33百万t；銅品位0.88%となる。
　｢この資源量の拡大は2007年のボーリングの結果である。｣とXstrata Copper社CEOのCharlie Sartain氏は述べた。｢この資源量の増加は非常に重要で、昨年株主により承認された今後数年間で生産量をこれまでの2倍以上の年間100万tまで増やしていくというビジネス戦略を補強するものである。｣と同氏は述べた。現在の年間生産量が44万tなので、この拡張はマインライフが20年間延びたのと同等となる。
　Collahuasi鉱山はチリで第3番目の銅生産量で、残りの権益はAnglo Americanが44%、日本企業が12%を所有している。