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エクアドル:8つの国家最優先鉱業プロジェクトを指定
地元業界紙等によると、José Serrano鉱業次官は、政府は石油依存から脱却するために、鉱業部門において、37の重要地域を指定するとともに、その中から、国家の最優先事業として以下の8プロジェクトを指定したと発表した。
1. Mirador銅プロジェクト(EcuaCorriente):経済規模875億$、鉱区面積11,675ha
2. Fruta del Norte金プロジェクト(Aurelian Resources):経済規模129.95億$、鉱区面積95,000ha
3. Rio Blanco金プロジェクト(International Metals):経済規模6.71億$、鉱区面積5,199ha
4. Quimsacocha金プロジェクト(IamGold):経済規模27.55億$、鉱区面積6,630ha
5. Amazonas石灰・粘土:推定埋蔵量 3億t
6. Unacota石灰・粘土・軽石:推定埋蔵量 2億t
7. Ishimanchi大理石:推定埋蔵量 未定
8. Reventador燐灰石:推定埋蔵量 1.69億t
これら鉱山開発を促進させるため、政府は、上記4社と、政府によるコントロール強化、自然保護に関するパラメーターの規定、鉱業ロイヤルティの納付などを盛り込んだ探鉱・採掘契約を締結するとし、既に、Aurelian ResourcesとEcuaCorrienteと話し合いを行っているという。
Amazonas、Unacota、Ishimanchiは非金属のセメント原料を確保するプロジェクトで、新設予定の鉱山公社(Empresa Nacional Minera)が主体となり、直轄或いは戦略的提携方式で開発を行う。また、Reventadorは肥料用燐灰石鉱山で、政府が直接関与して開発に当たる。これら非金属の鉱山開発のために政府は6億$の投資を行うとしている。