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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2008年2月18日 メキシコ 小島和浩

メキシコ:ドロレス金銀鉱山の埋蔵量及び経済性評価の見直し結果

 マインファインダーズ社(Minefinders Corporation Ltd. 本社バンクーバー)は、メキシコ・チワワ州に保有するドロレス(Dolores)金銀鉱山の埋蔵量及び経済性評価の見直し結果を2008年2月14日付け同社HPに発表した。同HPの発表の概要は以下のとおり。
 同鉱山の確定及び推定埋蔵量(proven and probable reserves)は99.3百万t、含金量は2.44百万oz(75.9t)、含銀量は126.64百万oz(3,939t)と評価された。この評価結果は2006年のFS評価と比較して、埋蔵量で37%増、含金量で24.8%増、含銀量で22.1%増に相当する。また、経済性評価の見直し結果は下表のとおりである(金属価格を金675US$/oz、銀13US$/ozとして算出)。

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  2008年2月 2006年FS
マインライフ 15.5年 12年
合計金生産量 1.77百万oz(55.1t) 1.44百万oz(44.8t)
合計銀生産量 64.35百万oz(2,002t) 53.2百万oz(1,655t)
初期開発コスト 192百万US$ 132百万US$
平均キャッシュコスト(銀の副産物クレジットを含む) 32US$/oz-Au 85US$/oz-Au
税引き前内部収益率 26% 28.9%
税引き前正味現在価値(割引率3%) 563百万US$ 285百万US$

 なお、同鉱山では一次破砕設備の試験稼動を2月末に予定しており、リーチパットへの鉱石の積み上げ開始を3月末または4月初頭に予定している。

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