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ニュース・フラッシュ

2008年2月18日 バンクーバー 武富義和

Teck Cominco、2007年第4四半期の利益、大幅減

 Teck Comincoは、2007年第4四半期の利益が2006年の866百万$から大幅に減少し280百万$になったと発表した。年ベースでは、会社設立以来第2番目の利益を計上しているものの、26億$から16億$へと減少している。会社は、利益のうち、10億$以上を配当及び自社株買いに使い、株主に還元している。
 利益が減少した理由として、特に亜鉛価格下落(-38%)、石炭価格下落(-26%)、カナダドル高、Red Dogからの亜鉛販売量減少、Highland Valleyからの銅販売量減少を挙げている。その他にも、Tahera Diamond社、Lennard Shelf、Pend Oreille亜鉛鉱山投資で51百万$の評価損、BC州Galore Creek金-銅鉱山建設凍結決定に伴い、税引き前で50百万$の損失が発生している。

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