ニュース・フラッシュ
2008年2月27日
シドニー
永井正博
豪州:探鉱ジュニア企業の上場ブーム
地元紙によると、近年の鉱業ブームにより、オーストラリア証券取引所(ASX)に多数の新しい資源系会社が上場している。この4年間で、200社の新会社が上場し、2007年には168社が記録された。これらの会社の多くは小企業で、パースに本社を置いている探鉱ジュニア企業である。
2006年、2007年で、115のウラン探鉱会社が新規株式公開(IPO)を実施した。
しかし2007年に、西オーストラリア州のウラン探鉱会社のGTI Resources社、Fission Energy社、Aurium Resources社 、Pegasus Mining社等が市場価格の50%を失っている。一方、Wolf Minerals社は、2007年新規株式公開(IPO)会社のベストパフォーマンス会社として位置づけられた。
オーストラリア鉱業協会(MCA)によると、オーストラリアの鉱物資源産業の探鉱費は、対前年度比38%増の17億A$に上っている。
