ペルー：紫金鉱業グループ、Rio Blancoプロジェクト鉱山建設延期を決定

　業界紙等によると、Zijin Mining Group(紫金鉱業)は、2008年に着工予定だったRio Blancoプロジェクトの鉱山建設を延期するほか、14億US$と言われている投資額を減額することを明らかにした。
　Chen Jinghe社長は、現在Rio Blancoプロジェクトの進行計画を見直し中であり、新たな事業計画によってより低コストで環境に配慮した開発が可能になるとしている。また、投資額は減少するものの銅精鉱生産量は年間20万tと当初予定どおりであることを強調した。
　同プロジェクトは、現在、地元住民による反鉱山運動の激化で政府により地元住民との合意が形成されるまで、凍結状態となっている。