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ニュース・フラッシュ

2008年3月17日 メキシコ 小島和浩

メキシコ鉱業会議所、2008年の貴金属増産予測

 2008年3月11日付け業界情報等によると、メキシコ鉱業会議所(Camimex)セルヒオ・アルマサン事務局長は、2008年のメキシコの貴金属生産量が金1.9百万oz、銀130百万ozに達するとの見込みを示した。さらに同事務局長は、金生産量が2009年に2.4百万oz、2010年に2.6百万oz、銀生産量が2009年に145百万oz、2010年に160百万ozに達するとの見通しを示した。
 メキシコ国立統計地理情報院(INEGI)の速報値によると、2007年の金生産量は1.27百万oz、銀生産量は74.3百万ozであるが、貴金属生産量増大の裏付けとして、ペニャスキート多金属プロジェクト(2008年生産開始予定:生産量は金400千oz/年、銀31百万oz/年の予定)、パルマレホ金銀プロジェクト(2009年初頭生産開始予定:生産量は金115千oz/年、銀10.4百万oz/年の予定)、サン・ディマス鉱山の生産拡張計画(今後2年間で金50千oz/年、銀5百万oz/年の増産を予定)等が挙げられる。

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