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ニュース・フラッシュ

2008年4月6日 ジャカルタ 池田 肇

フィリピン:Arroyo大統領、鉱山会社に環境配慮を要請

 地元紙によれば4月2日、フィリピンArroyo大統領は、Hong Kongで開催された第11回Credit Suisse Asian Investment Conference(AIC)において、1兆US$とも試算されるフィリピンの天然資源鉱物の開発には、鉱山会社は、まず第1に地域住民との直接対話が重要になるとの認識を示した。環境天然資源省高官は、鉱山活動は環境を破壊する危険があるため、鉱山会社は、露天掘採掘計画、選鉱・製錬プロセス、使用する化学薬品の毒性、環境項目のモニタリング計画、閉山後の環境修復事業計画などに至るまで詳細を住民に説明し理解を得る必要があるとした。

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