ニュース・フラッシュ
2008年4月10日
リマ
西川信康
ペルー:5月12日 鉱山労働者無期限ストライキ
業界紙等によると、ペルーで最大の労働組織である鉱業冶金製鉄労働者連盟(FNTMMSP)は、約1年前から懸案となっている8時間労働制や派遣労働システムの廃止等、鉱業における労働条件の改善を盛り込んだ法案の可決を求めて5月12日より無期限ストライキを実施することを発表した。
この5法案は、2007年5月4日のストライキ終了時にピニージャ前労相が同連盟に対して成立を約束したにもかかわらず、現在に至るまで1法案も可決されていない。
カスティージョ総書記長は、一日に16時間働きながら利益配当を受けることのできない労働者が存在しているのは政府の無関心な対応が原因だとしたほか、2008年に入ってインフレ率が5.5%となっていることに関しても政府を批判した。
また、無期限ストライキには、Southern Copper、Buenaventura、Xstrata、Cerro Verde Sougangなど、11万人の鉱山労働者が参加する見込みであるとコメントした。
ペルーでは、最近、Volcan社の鉱山やLa Oroya製錬所等、利益配当の増加と労働条件の改善を求めた労働ストライキが多発しており、最近の好調な鉱山生産に水を差すことが懸念されている。


