メキシコ鉱業会議所、2007年の国内鉱業生産高は93.29億US$と発表

　4月10日付業界紙等によると、Cámara Minera de Mécico(Camimex:メキシコ鉱業会議所)は、2007年の国内鉱業生産高は93.29億US$に達し、4年連続で最高記録を更新している旨、発表した。また、同会議所は、2007年のメキシコの鉱業投資は前年比70%増の21.6億US$に達し、内53%が外国投資によるものであるが、2007～12年間には148億US$以上の鉱業投資が期待できるとしている。Xavier García(ハビエル・ガルシア)Camimex会長は、本件に関し、Gurpo México保有の3鉱山(Cananea、Taxco、San Martín)のストライキがなかったならば、2007年の生産高は102億US$に達したはずである、とコメントしている。
　なお、Instituto Nacional de Estadística Geografía e Informática(INEGI:国立統計地理情報院)は、2007年のメキシコ鉱業生産高を前年比13%増の81億US$と発表している。