ニュース・フラッシュ
2008年4月18日
シドニー
増田一夫
カメルーン:Whinnen Resources社、カメルーンのFongo Tongoボーキサイト探査プロジェクト取得へ
Whinnen Resources社(本社:豪パース、以下Whinnen社)は、カメルーンのFongo Tongoボーキサイト案件を8百万US$で取得見込みであることを発表した。
Fongo Tongoについては、1980年当時、Alcan社のFSによって埋蔵量34百万t、Al2O3品位47%が報告されているが、それ以降は目立った探査は実施されていない。現在、Yekani Mining Company(カメルーン)社が保有しているが、Whinnen社は、6か月のDue diligence(デューディリジェンス:買収監査)を実施後、8百万US$によりYekani Mining Company社の発行済株式の85%を取得し、これに伴いFongo Tongoの85%権益を取得する。
Whinnen社は2007年に豪証券取引所(ASX)に上場し主に豪国内のウラン探鉱会社であるが、2007年のWhinnen社上場以降のウラン価格下落と、2008年に入ってからのボーキサイト価格40%上昇が、同案件取得につながる。今後は、周辺探鉱と共に、JORCコードに基づく埋蔵量確定作業が行なわれる。