カナダ：HudBay Minerals Inc.、2008年第1四半期は減収減益

　中堅の亜鉛・銅業鉱山会社であるHudBay Minerals Inc.(加 ウィニペグ)は5月6日、2008年第1四半期の業績を発表した。
　純利益は、出荷の遅れ、カナダドル高、銅精鉱調達コスト高等の影響により、前年同期の63.1百万C$から66%減となる21.6百万C$となった。売上高も亜鉛価格の低下等により前年同期349.1百万C$から22.2%減の271.6百万C$となった。
　亜鉛生産は前年同期の31.4から34.7千t(10.5%増)へ、銅は21.7から19.2千t(-11.5%減)へ、金は24.2から23.0千oz(0.8～0.7t、-5%減)、銀は352から437千oz(10.9～13.6t、24.1%増)となった。
　探鉱については、Talbot Lakeの他、2007年発見したLalor Lake鉱床(見込資源量18～20百万t、品位Zn 7.7～8.8%)に集中しており、第1四半期は7.9百万C$の探鉱費を支出した。
　2008年度の同社探鉱予算は42.8百万US$であり、2007年度実績45.2百万US$から徴減状態となっている。