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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2008年5月20日 リマ 西川信康

ペルー:第13回国際金シンポジウム開催

 5月20日から3日間にわたってリマで開催された第13回国際金シンポジウム(ペルー鉱業協会主催)で、鉱業協会のマルサノ金委員長は、2007年の金生産は前年比で16%減少したが、世界5位の金生産国の地位を維持できたたとしつつ、2008年は10%の増産が見込まれているほか、今後も生産は順調に増加していく見通しを示した。
 また、CHINA GOLD GROUP(中国黄金集団公司)及びIAMGOLD社(本社:トロント)は、ペルーの中規模鉱山と提携して金探査プロジェクトに取組む計画である。
 同シンポジウムでは、現在、進行中の金開発プロジェクトの最新動向の報告など活発な情報交換が図られるとともに、今後の金市況の見通しについて、カナダのSoctia Capital社の金・貴金属市場アナリストは、ドルの下落やインフレを原因として今後も金や石油価格の高騰が続くとし、2008年までに金価格が1,500$まで上昇する可能性を示唆した。

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