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ニュース・フラッシュ

2008年5月26日 メキシコ 小島和浩

メキシコ:Grupo México、Sonora州の450kW石炭火力発電所建設計画を中止

5月22日付け業界紙等によると、Grupo Méxicoが、Cananea銅山のストライキ問題により、Sonora(ソノラ)州における450kWの石炭火力発電所建設計画を中止した旨、同社に近い情報筋が明らかにした。2007年に公表された本発電所建設計画(事業予算500~600百万US$、工期4年)によれば、2008年1月に発電所建設が開始される予定であった。しかしながら、2007年7月に発生したCananea銅山のストライキは、同鉱山の操業に深刻な影響を与えると共に、同社の将来見通しを不確実なものとしている。本ストライキの影響を受け、Sonora州におけるプロジェクトの投資予算の多くは、既にペルーのプロジェクトに振向けられている。

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