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- 鉱種:
- 銅 ベースメタル
チリ:Collahuasi銅山が新規酸化銅鉱開発のための環境影響評価書を提出
6月2日付の地元業界紙によると、生産会社Dona Ines de Collahuasiは、Rosario露天ピットの近傍のズリ堆積場下部の酸化銅を採掘することによりマインライフを延長する78百万US$のプロジェクトのEIA(環境影響評価)をConama(環境委員会)に提出した。
EIAによると、このプロジェクトは酸化銅鉱体の上部地表に堆積されたズリを移動し、Collahuasiの酸化鉱処理プラントで処理する酸化鉱を約7,300t/日露天採掘するものである。この新ピットはHuinquintipa Este phaseⅤと呼ばれ、これまでのピットHuinquintipa Este phaseⅠ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳに付け加わる。
Collahuasi(第Ⅰ州)はチリ第3位の規模の銅山で、現在年間銅量440千tを生産しているが、2014年には年間100万tの銅生産を計画している。CollahuasiはスイスXstrata 44%、Anglo American 44%、日本企業グループ12%(三井物産7.4%、日鉱金属3.6%、三井金属鉱業1%)の出資比率となっている。
