ニュース・フラッシュ
2008年6月17日
サンティアゴ
平井浩二
チリ:CODELCO、San Antonio港のストにより積出港を変更
6月9日付地元紙の報道によると、CODELCOはチリ第Ⅴ州San Antonio港のストの影響により、El Teniente鉱山の積出港をチリ第Ⅱ州のMejillones港及びチリ第Ⅴ州のVarparaiso港に変更した。
El Teniente鉱山では年間約400,000tの銅を生産しているが、これら全量をSan Antonio港から輸出している。6月3日よりSan Antonio港の湾岸労働者がストに突入したため、同鉱山からの積出が遅れていた。CODELCOのスポークスマンは、「積出港を変更したため、San Antonio港のストによる影響は全く無くなり、販売契約を遵守することが可能となった。」とコメントした。
