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ニュース・フラッシュ

2008年6月18日 リマ 西川信康

ペルー:Rio Blanco Copper社、鉱業安全衛生基準違反

 業界紙等によると、国会のアンデス・アマゾン・アフリカ系ペルー社会環境委員会は、Rio Blanco銅開発プロジェクトを保有しているRio Blanco Copper社(旧MAJAZ社)が民間投資促進法(法律265050)並びに鉱業安全衛生基準に違反していることを明らかにした。
 同委員会のエスピノサ議員によれば、Rio Blanco Copper社と周辺地域住民との対立問題はピウラ県内の様々なセクターに拡大しており、鉱山開発賛成派と反対派間の社会的対立や暴力問題の発生を招いているとし、エネルギー鉱山省に対して同社の鉱業活動の合法性を調査し、違反があった場合は、罰則を与えるよう要請した。
 なお、エネルギー鉱業投資監督庁(OSINERGMIN)は2008年初頭、同社に対し、鉱業安全衛生規則違反を理由に35万N.Soles(約106千US$)の罰金支払いを命じている。

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