ペルー：Michiquillay銅山開発に向けて地元住民と合意

　業界紙等によると、Anglo Americanは、Michiquillay銅山開発に向けて、Cajamarca(カハマルカ)県のMichiquillay及びLa Encanada両コミュニティと合意に達した。
　Anglo Americanは、本合意によって設立される基金を通じて、両コミュニティに対し今後4年間で本プロジェクトの落札額4億300万N.Soles(122百万US$)の50％に相当する2億150万N.Soles(61百万US$)を拠出し、農業、インフラ、健康等のプロジェクトを推進していくことになる。なお、本基金はPROINVERSION(投資促進庁)が管理を行う信託基金ではなく、同社と地元コミュニティと共同で運用される。
　調印式に出席した両コミュニティの代表は、社会開発投資に歓迎を表明した。また、Garcia大統領は、大手非鉄企業と農民社会が対話によって合意を形成し、プロジェクトの進行と基金の設立が決定されたことの重要性を高く評価するとともに、同鉱山の開発はCajamarca県の社会と産業の発展に大きく貢献することになるだろうとコメントした。