閉じる

ニュース・フラッシュ

2008年7月7日 リマ 西川信康

ペルー:全国鉱山労働者スト、6日間で終了

 業界紙等によると、利益配当の上限撤廃などの法制化などを求めて、6月30日から鉱山労働者連盟が全国の鉱山労働者に呼びかけていたストは、Shougang社やSouthern Copper社など離脱する組合が相次いだことから6日夜に組合幹部の協議で中止を決めた。
 ビジャサンテ労働次官は、鉱山労働者連盟によるストが終了し、7月7日より通常どおりの操業が再開される見通しであると発表した。
 同連盟は、労働省が国際労働機関及び専門家の助言を参考に、利益配当の上限撤廃や早期退職など懸案の問題について真摯に検討するなど、政府による取り組みの姿勢に一定の評価を行うとともに、7月9日のゼネストに参加しないとしている。

ページトップへ