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ニュース・フラッシュ

2008年7月7日 バンクーバー 武富義和

カザフスタン:Uranium One Inc.、ウラン生産量大幅増

 Uranium One Inc.(本社:トロント)は7月2日、第2四半期の出荷量が前年同期の2.8倍となる685千lbU3O8(310t)に拡大したと発表した。2008年第1四半期比でも2.4倍増となっている。
 また、モントリオール銀行、ノバスコシア銀行との間で総額100百万C$の融資枠を設定したことも明らかにした。期間は2か年で、貸し方の承諾の下で数か年の延長も可としている。用途としては、開発、買収資金等に充てるという。
 更に、同社が70%の権益を持ち試験操業中のカザフスタンSouth Inkaiのウラン生産認可量について、現行の0.78百万lb(354t)から5.2百万lb(2,539t)への増産がエネルギー鉱物資源省より承認されたと述べた。
 Uranium One Inc.は、カザフスタンで操業中のAkdala鉱山(70%権益を保有)、開発中のSouth Inkai、Kharasanプロジェクトに参加している。南アにはDominion鉱山、Honeymoonプロジェクトがあり、米国でも活動中。

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