南ア：Nkwe Platinum社、Bushveld探鉱プロジェクトにおける予測鉱物資源量を発表

　バミューダを拠点とする豪州証券取引所(ASX)上場のNkwe Platinum社は、南アBushveld複合岩体のTubatseプロジェクトにおいて、Merensky鉱脈及びUG2鉱層上に存在するEerste Geluk及びNooitverwacht鉱床の予測鉱物資源量を発表した。結果は下表のとおりである。

鉱脈	資源量 (百万t)	Pt (g/t)	Pd (g/t)	Rh (g/t)	Au (g/t)
Merensky	54.49	3.02	1.4	0.20	0.30
UG2	48.09	3.76	2.94	0.74	0.74
合計	102.58	3.60	2.31	0.50	0.55

(Merensky鉱脈には1.22m、UG2には0.68mのChannel Widthを使用)
　同社は2007年、南アのBEE企業であるGenorah Resources社と、Tubatseプロジェクトの権益59％を買収するオプション契約を結んでいる。同社は今後16か月間、Garatow鉱床及びEerste Geluk鉱床のFSへの導入に力を注ぎ、2009年にはFSを完了する予定で、この両鉱床より4E(Pt、Pd、Rh、Au)PGM合計約1百万(3t)oz/年の生産を目指している。