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豪:硫酸価格の値上げとともに、ニッケル生産コストも上昇
このところ続いている硫酸価格の上昇は、中国の肥料需要や中東の石油精製設備の更新に伴うもので、2年前には100US$/tだったものが、2007年の上半期には400A$/tに、2008年は800A$/tに上昇しており、豪州のニッケル生産者は、ニッケル価格の下落及び生産コストの上昇により投資計画の縮小を強いられるかもしれない。
硫酸価格の上昇により、Minara Resources社は3億A$のヒープリーチングの拡張計画の延期あるいは再考を強いられるかもしれない。これは、ニッケル生産者が多くの硫酸を使用することによる。
10年前では、Minara Resources社のコストの10%であった硫酸が、次の2年にはコストの40%に達し、こうした硫酸価格の上昇は、BHP Billitonが手がける西豪州のRavensthorpeのラテライト・プロジェクトにも影響するとアナリストは述べている。
また、弱含みのニッケル価格の中で、ジュニア企業のFox Resources社は2009年までRadio HillにあるSholl B2プロジェクト延期し、同様にジュニア企業のAustralian Mines社はBlair鉱山の開発を延期している。
ドイツでは、長期契約のニッケル価格が9.23US$/lbの現在のスポット価格を下回る9.00US$/lbと予測している。


