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ニュース・フラッシュ

2008年7月25日 シドニー 増田一夫

豪:Newcrest社、2008年第2四半期生産報告

 Newcrest Mining Limited(本社:メルボルン)は、7月24日、2008年第2四半期6月末報告を発表した。
 2008年第2四半期生産量は、金が対前四半期1%減の13.5t、銅が対前四半期6%増加の22,394tであった。
 同社の主力鉱山であるTelfer金・銅鉱山(西豪州Pilbara地域)の生産量は、2008年6月のWA州Varanus島ガス工場火災事故の影響を受けたものの、露天掘及び坑内掘による高品位鉱の採掘により、金生産量が対前四半期約0.5t増の4.5t、銅生産量が対前年約1,549t増の7,566tであった。
 一方で、ガス工場火災事故によって、Telfer金・銅鉱山の操業をディーゼル燃料に切替えた影響による今期のコスト増は9.3百万A$となり、キャッシュコストは64A$/oz増の743A$/ozとなったため、銅価格上昇による収益を相殺した。

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