ニュース・フラッシュ
2008年8月7日
シドニー
増田一夫
豪:AngloGold社、温室効果ガスの排出権取引に対する懸念を表わす
世界3位の産金会社であるAngloGold Ashanti社は、WA州Kalgoorlieで開催されたカンファレンスDiggers & Diealersでの講演で、豪州の金生産者は既に産金量低下とコスト高に直面していることから、温室効果ガスの排出権取引が導入されれば大打撃を受けるとの懸念を表明した。
同社は、排出権取引が導入されれば同社の豪州での操業コストは24百万A$増となることを示し、政府に対し温室効果ガス削減のための設備投資に対する何らかの優遇税制措置を導入すべきだと述べた。又、同社の南米やアフリカでのプロジェクトを例に挙げ、今後のビジネス展開については、世界中で多くの選択肢があることを述べ、豪州だけが選択肢でないことを示唆した。豪州の産金量は過去10年間で、20%下落している。


