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ニュース・フラッシュ

2008年8月26日 サンティアゴ 菱田 元

ブラジル:Galvani社がPara州のウラン探鉱を注視

 ブラジルGazeta Mercantil紙は、ブラジル鉱山会社Galvani Mineracao社がブラジル北部Para州のRio Cristalinoプロジェクトでのウラン探鉱実施の可能性を注視していると報じた。Galvani社は、2008年初め、Ceara州Santa Quiteriaプロジェクトの探鉱及び採掘権を落札し、2012年までにリン鉱とウランを探鉱・開発する予定であるが、このウラン生産に関してはINB(ブラジル原子力公社)が管理する。
 Santa Quiteriaプロジェクトとは異なり、Para州南部のRio Cristalinoプロジェクトの対象鉱種は100%がウランであり、プロジェクトはINBに帰属するとGalvani社のJunior社長は主張している。一方、INBのTranjan総裁は、INBが最低51%のシェアを持てば、Para州のウラン探鉱子会社を設立できると述べた。
 ブラジルのウラン資源は全て政府管理となっており、INBが生産を担当している。

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