ニカラグア：Orosi金山の操業再開は2009年第1四半期を予定

　Central Sun Mining Inc.(本社：トロント)は、ニカラグアに保有するOrosi金山の送電線工事に必要な環境許可を関係当局から取得したと、9月8日付け同社HPに発表した。同社は既に国内送電網への接続許可を取得済みであり、必要な電気設備、土地等の買収も完了しており、10月から送電線工事を開始する。
　同金山ではリーチングから精鉱生産へと操業方式を変更するため、一時的に操業を休止している。操業方式の変更により、金回収率は38％から90％以上に改善される。現在、鉱山操業再開に関連した他の建設工事の進捗状況は、ADR(Absorption-Desorption-Recovery：吸収-脱離-回収)プラントが70％、廃滓ダムが20％となっている。操業再開は2009年第1四半期の予定であり、年産金量は2.6tを見込んでいる。