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- 亜鉛 ベースメタル
豪:OZ Minerals社、亜鉛を減産
世界第2位の亜鉛生産者であるOZ Minerals社は、Golden Grove鉱山の2009年度の年間生産量を、その4割に当たる5万tまで削減することを発表した。これは亜鉛価格が4,000US$/tから2006年以来となる1,700US$/tに下落したことによるものであるが、全ての鉱山において削減するものでなく、Century鉱山(QLD)及びタスマニアのRosebury鉱山(TAS)はフル操業を行うとしている。また、亜鉛価格の下落にもかかわらず、QLD州のDugald River鉱床で年間生産量20万tの亜鉛鉱山開発を同社は検討中で、開発費は5億A$と見積もっている。これに併せて、亜鉛価格下落による経営への影響を最小限とするため、今後同社の生産ターゲットを銅生産にシフトさせることを決めており、2008年10月、SA州のProminent Hill鉱山の操業を開始する予定である。
