インドネシア：Antam、2008年上期大幅減益、フェロニッケル販売を強化

　Antamは、ニッケル価格の下落等により2008年上期の税引後利益が1兆4,652億Rupiah(約158百万$)と、前年同期の2兆8,734億Rupiahから約49％の減益となったと発表した。この期間のフェロニッケル販売数量は8,570tと前年同期の7,268tより18％増であったが、平均販売価格が12.38$/lb(約27.34$/t)と前年同期の17.93$/lb(39.54$/t)に比べ31％下落となったことが響いたもの。このため、2008年のフェロニッケル販売目標数量を17千tから18千tに増量すると共に、コストの10％削減、石炭火力発電所の建設等を進めるとしている。