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ニュース・フラッシュ

2008年9月23日 サンティアゴ 菱田 元

チリ:CODELCO、Andinaディビジョン拡張計画の環境影響評価を提出

 9月16日付の地元業界紙によると、チリ国営CODELCOはチリ第Ⅴ州Andinaディビジョンで進行中の拡張計画の一環として、ずりの移動と排水設備の修繕に計2億US$投資するプロジェクトのEIS(環境影響評価)を提出した。Andinaディビジョンは鉱石処理容量を72,000t/日から92,000t/日に拡張する工事に着手しており、これにより銅生産は年間240,000tから320,000tに増える。CODELCOは「鉱化帯にアクセスするために、大量のずり、すなわちカットオフ銅品位以下の鉱石を露天採掘で取り除く必要がある。」とEIS報告書に記載している。
 Andinaは、第Ⅱ州Codeldo Norte、第Ⅵ州El Tenienteに次ぐCODELCO第3位のディビジョンである。CODELCOの2008年上期銅生産量は675,000tである。

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