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ニュース・フラッシュ

2008年9月25日 シドニー 増田一夫

豪:Toro Energy社、WA州Wilunaウラン・プロジェクトのプレFS結果を発表

 Toro Energy社(本社:豪アデレード)は、WA州Wilunaウラン・プロジェクトのプレFS結果を発表した。
 今回のプレFSでは、露天採掘により年間1.5~2.0百万tの鉱石を処理し、年間1.4~1.5lb(635.6~681t)のU3O8を生産する計画でマインライフは10~12年、アルカリ浸出を基本とした4種の回収法が検討され、その回収率は70~83.8%となっている。資本コスト(capital cost)は196~247百万A$、生産コスト(cash cost)は39~41US$/lbと試算されており、U3O8長期価格を80US$/lb、A$とUS$の為替レートを0.75A$/US$とした場合には、十分経済性のあるプロジェクトになることから、Toro Energy社は、2009年中旬からバンカブルFSに着手し、2011年初めには建設開始、2012~13年には生産開始したい意向を表明した。
 Wilunaウラン・プロジェクトは、表成型のカルクリート型鉱床であるLake Way鉱床及びCentipede鉱床からなり、2008年5月にJORC規程に基づく資源量25.83百万t、U3O8品位419ppm(U3O8含有量10,835t)を発表している。

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