チリ：CODELCO Norteディビジョンの2008年の銅生産量は前年比10％減の見込み

　2008年10月28日付地元業界紙によると、CODELCO Norteディビジョン(Chuquicamata、Radomiro Tomic)の2008年の銅生産量が2007年の896,000tから10％程度減少する見込みである。CODELCOの説明によると、同ディビジョンの銅減産見込みは、Chuquicamataの品位低下に対処し新たな高品位部掘削準備のため、大量のずり(鉱石とならない岩石)の採掘を行ったためである。
　CODELCOは2007年に1,670,000tの銅を生産したが、2008年上期の銅生産量は品位低下等により前年同期比11.6％減の675,000tであった。