ニュース・フラッシュ
2008年11月17日
ジャカルタ
小岩孝二
インドネシア:鉱業法改正の動き
3年以上にわたって国会で審議されてきた鉱業法(鉱物石炭鉱業法)案が2008年中に成立する見込みであるというコメントが複数の国会議員、エネルギー鉱物資源省の高官から出ている。これらによると、これまで論点となってきた事項が以下のとおり収束し、現在最終法案を作成中としている。
[1]エネルギー鉱物資源省の下に新機関を設置し、中央政府による鉱区設定、鉱業許可付与等を管轄
[2]地方政府による鉱区設定の場合も、新機関の事前確認、承認が必要
[3]既存の鉱業事業契約(COW)は最長5年間の移行期間を経て新鉱業法を適用。
次の国会会期は11月24日~12月19日である。
