フィリピン：Toledo銅山、第2次再開発資金を親会社からの出資で調達

　Atlas Consolidated Mining and Development社(比)は、2008年7月に操業を再開したToledo銅山(子会社のCarmen Copper社が運営)の第2次再開発資金として、Carmen Copper社への共同出資者である投資会社と共に48百万US$を2009年1月までに増資する予定であることを発表した。ただし、Carmen Copper社が別途借入金等を調達できた場合は、出資は行われない。Toledo銅山の第1次再開発は露天掘、選鉱場、精鉱積出施設、尾鉱堆積場等であり、第2次再開発では坑内掘準備、選鉱設備増強等を行う予定である。Toledo銅山は、1955～94年間操業し、粗鉱生産量604百万t(含有量Cu 2.59百万t、Au 60t)であり、残存する資源量874百万t、品位Cu 0.41％(含有量Cu 3.175百万t、Au 156t)と評価されている。