ニュース・フラッシュ
2009年1月6日
サンティアゴ
平井浩二
ブラジル:Vale、鉱山・港湾労働者を一時解雇
12月24日付けの地元業界紙によると、ブラジルValeはRio de Janeiro近郊に位置するIlha do Guaiba港及びItaguai港の港湾労働者約560人をレイオフ(一時解雇)した。これはRio de Janeiroの労働組合が明らかにしたもので、レイオフ期間は2009年1~3月である。
また、ValeはMinas Gerais州に位置するItabira鉱山の鉱山労働者1,300人をレイオフしており、これに対する措置として労働組合は2009年1月8日に24時間ストを発表した。Valeは2009年1月にItabira鉱山の鉱山労働者の約半数に当たる3,500人をレイオフする予定であり、Valeのレイオフの動きに対して、ブラジルのMetabase労働組合はItabira市で大規模な抗議行動を開始し、鉱山労働者が危機に直面していると訴えている。