閉じる

ニュース・フラッシュ

2009年1月6日 シドニー 増田一夫

豪:Perilya、中国の中金嶺南有色金属公司からの買収提案受入を株主に勧める

 Perilya(本社:Perth)は、中金嶺南有色金属公司(Shenzhen Zhongjin Lingnan Nonfemet社、以下、中金嶺公司)からの資金注入(455百万A$の新株発行)を受入れなければ、Perilyaの資産売却が避けられないとして、Perilya株主に対し、中金嶺公司からの提案受入を勧めていると地元紙が報じている。
 Perilyaが中金嶺公司に対し455百万A$の新株を発行した場合、中金嶺公司はPerilyaの197百万株(1株0.23A$)を取得することになり、これはPerilyaの株式の50.1%に相当する。Perilyaは2008年7~10月の4か月間で37.8百万A$もの営業損失を計上し、手持金は10.8百万A$まで減少する危機的状況にあり、既に2008年12月に10百万A$の現金を中金嶺公司より前倒しで受取っている。
 中金嶺公司からの買収提案は、CBH Resourcesによる買収提案とともに、2009年2月5日に開催予定のPerilya株主投票で決定される。

ページトップへ