ニュース・フラッシュ
2009年1月7日
リマ
西川信康
エクアドル:新鉱業法を巡る反対運動が激化
エクアドルでは、新鉱業法の国会審議が大詰めとなっているが、地元業界紙等によると、南部4州(Azuay、Morona Santiago、Zamora Chinchipe、Loja)において、1月5、6両日、地元住民が新鉱業法に反対して、主な幹線道路を封鎖するなどの抗議運動を展開し、警察隊と衝突、住民側リーダーらが逮捕された。住民側は、鉱業活動によって水源汚染や露天掘による自然破壊等が避けられないこと、地域住民が権利を有する天然資源を外国企業が進出して採掘することは許されないといった理由から、新鉱業法を認めないとし、今後も抗議運動を継続すると表明している。
