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- 銅 ベースメタル
ザンビア:Equinox Minerals社、Lumwana銅山の操業難航
Equinox Minerals社(本社:Perth、以下Equinox)によるザンビアLumwana銅山の操業が難航していると地元紙が伝えた。
Equinoxが100%権益を保有するLumwana銅山は、開発工事が完了し、2009年の精鉱年産量425,000t(精鉱品位Cu 40%、年産銅量170,000t)の生産に向け、2008年12月からフル生産体制に入った。精鉱生産量の約28%については、今後5年間、Glencore(本社:スイスBaar)及びMopani Copper Mines(本社ザンビア、以下Mopani、Glencoreが権益73.1%、First Quantumが残りを保有)が操業するMufulira製錬所(Isasmelt炉)が引取る契約となっているが、Glencore及びMopaniは精鉱の品質が契約条件を満たしていないとして、引取りを拒否している。
一方、Equinoxは、Lumwana銅山に電力を供給しているザンビアの準国営電力会社Zescoとの間で12百万US$の電力料金を巡って係争中であり、Zescoからは、2009年1月26日より電力供給を停止するとの警告を受けている。
また、Lumwana銅山のウラン回収プラント建設(当初2010年操業開始、初期投資額230百万US$)については、ウラン価格低迷及び経済危機による資金調達困難により延期を決定した。