ニュース・フラッシュ
2009年1月23日
シドニー
増田一夫
豪:Newcrest Mining社、2008年Q4生産報告
Newcrest Mining Ltd.(本社:豪Melbourne)は、2008年Q4報告を発表した。
2008年Q4生産量は、金が対前四半期21.3%減の382,584oz(11.9t)、銅が同2.4%減の21,232tであった。
産金量低下の主因は、Cadia Hill金山(NSW州)及びGosowong金山(インドネシア)の鉱石品位低下による計画減産であり、Cadia Hill金山の産金量は対前四半期43.2%減の71,360oz(2.2t)、Gosowong金山の金生産量は同34.8%減の83,083oz(2.6t)であった。これにより、2008/09年度の生産計画は、1.68~1.78百万oz(52~55t)から1.63~1.70百万oz(51~53t)へ下方修正された。
生産量低下に伴いキャッシュコストは189A$/oz増の554A$/ozとなったものの、為替の影響により金販売価格が223A$/oz増の1,198A$/ozとなったため、利益幅は対前四半期6%増の644A$/ozとなった。
