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ニュース・フラッシュ

2009年1月27日 ロンドン 及川 洋

カザフスタン:Kazatomprom社、2008年のウラン生産量を発表

 15日、カザフスタンの国営ウラン・核燃料企業Kazatomprom社は、2008年のウラン生産量を発表した。
 同社すなわちカザフスタンの2008年のウラン生産量は、2007年比28%増の8,521tとなったが、これは当初計画より1,080t下回った。
 2009年の生産計画量は11,900tであるが、国際的市況次第で修正するとしている。
 カザフスタンは、ウラン生産量を2010年には18,000tまで増加させ世界第一位の生産国となり、更に2014年には30,000tにまで増加させる計画を有する。
 このためには、ISL(In-Situ Leach)用の硫酸の増産が必要であり、EBRDの融資を受けたKazakhmys社のBalkhash銅製錬所からの原料による年産120万t規模の硫酸プラントが2008年7月に稼動である上、その他計画中の硫酸プラントにより必要量は確保できるとしている。

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