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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2009年2月20日 ジャカルタ 小岩孝二

インドネシア:Batu Hijau銅・金山の2008年生産実績は2007年を大幅に下回る

 Newmontの発表によると、インドネシアBatu Hijau銅・金山の2008年生産実績は、銅精鉱(純分量)が対前年比91千t減(-41.4%)の129千t、金(銅精鉱中金量)が対前年比8.6t減(-50.6%)の8.4tと前年から大幅減産となった。同社によれば、これは採掘対象鉱画が低品位部であったためで、2009年は高品位部の採掘となるため生産量回復が期待されている。2007年以降、四半期毎の生産実績は下表のとおりで2008年後半より回復の兆しが見える。

※合計・平均はNewmont発表の個別データで作っている為、必ずしも一致しない。
  2007年 2008年
Q1 Q2 Q3 Q4 合計・平均 Q1 Q2 Q3 Q4 合計・平均
Cu精鉱(Cu純分)(千t) 44 49 79 48 22 34 25 31 39 129
Cu粗鉱品位(%) 0.50 0.56 0.73 0.61 0.60 0.49 0.41 0.48 0.47 0.47
Cu選鉱実収率(%) 80.6 83.4 92.7 84.3 86.1 73.9 75.5 85.9 87.3 80.6
Au(Cu精鉱中のAu純分)(t) 2.7 3.1 6.6 4.7 17.0 2.5 1.1 2.2 2.6 8.4
Au粗鉱品位(g/t) 0.28 0.31 0.62 0.56 0.44 0.31 0.19 0.37 0.31 0.28
Au選鉱実収率(%) 80.0 80.7 84.1 80.7 81.9 77.8 69.9 74.2 76.1 75.2

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