ニュース・フラッシュ
2009年3月3日
リマ
西川信康
エクアドル:鉱業次官がPDAC 2009で鉱山開発プロジェクトの凍結解除を明言
3月1~4日にカナダ・トロントで開催されたカナダ探鉱開発協会総会(PDAC 2009)に参加したエクアドルのJosé Serrano鉱業次官は、2007年4月から停止されているエクアドルの鉱業活動につき、近日中に再開を認める通達を出すと発表した。
また、同次官は、エクアドルは600億$相当の金・銅資源があり、近代的な鉱山開発は行われていないものの、2009年1月に新鉱業法を発布し法整備を完了、外国企業の進出の基盤が固まったことを強調し、エクアドルへの進出・投資を呼びかけた。
同国では、2008年4月にMandeto Minero(鉱業指令)により、新鉱業法の公布まで、全ての探鉱開発活動を凍結する措置が講じられるなど、鉱業活動が大きく制限されていた。
この発表を受け、Fruta del Norta金プロジェクトを保有しているAurelian ResourcesのChanner社長は、鉱業活動の再開に向けて、明るいニュースだとし、正式な通達を待ちたいと語った。
