ニュース・フラッシュ
2009年3月13日
リマ
西川信康
ペルー:鉱業ポテンシャルの世界ランキング上昇
エネルギー鉱山省は、カナダFraiser研究所による世界の鉱業投資環境評価レポート(2008~09年)において、ペルーの鉱業ポテンシャル(地質、政策の両面)が評価対象71か国中11位に評価され、この2年間で30位上昇したことを明らかにした。なお、前年度(2007~08年)68か国中17位、前々年度(2006~07年)は65か国中41位だった。
南米では、チリ(世界1位)、メキシコ(世界9位)に次ぐ評価であり、一方、国家管理政策を強めているボリビアは64位、エクアドルは69位と厳しい結果となった。
なお、カントリーリスクを加味しない純粋な地質ポテンシャル評価について、ペルーは世界12位、政策ポテンシャル評価は同30位と評価されている。