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- 銅 ベースメタル
インドネシア:PT Antam、銅製錬所建設に意欲
地元紙等によると、PT Antamがインドネシア国内の銅製錬所建設を検討していることが判明した。同社開発担当役員は、まだ初期段階の検討で今後7~10年程度の年月が必要としながらも、新鉱業法により国内製錬所が必要となると指摘している。同社戦略担当Senior Managerは当ジャカルタ事務所の質問に対し、新鉱業法によるビジネスチャンスを掴みたいと回答し、Grasberg鉱山またはBatu Hijau鉱山産鉱石を製錬することを想定していると返答した。また、自山鉱を製錬することがベストとし、将来の銅山開発についても検討課題としている。2009年1月に施行された同国新鉱業法では、鉱産物の国内製錬が義務付けられ、上記両銅山を含む既存鉱業事業契約(COW)でも5年間の猶予の後、国内製錬が求められている。エネルギー鉱物資源省によれば、2007年の同国における銅鉱石生産量は797千t(Cu純分量)、内輸出量は474千tであった。