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ニュース・フラッシュ

2009年4月18日 リマ 山内英生

エクアドル:鉱業活動再開へ

 2008年4月に、制憲議会による鉱業活動に関連するMondato Minero(鉱業指令(政憲会議令No.6))によって、新鉱業法が審議を経て発布されるまで、探査、FS段階の鉱業権益を持つ企業に対して、鉱業活動の停止命令が出されていたが、3月13日以降、停止解除されつつある。
 新鉱業法は2009年1月に発布されたが、鉱業当局の内部手続きや鉱業権の審査などで、停止解除の発令が遅れていた。3月13日、EcuacorrienteとKinross-Aurelian、その後にCurimining、Dynasty、Ecuametalにも解除令が出され、鉱業活動を再開することができるようになった。José Serrano鉱業次官は17日、残るIMCとIamGoldは4月26日の総選挙後に停止解除されると発表した。また、現在、金属と非金属の26プロジェクトが指定されているが、今後各プロジェクトは、新設される鉱業公社の管理下に置かれ、探査の環境ライセンスの取得、FS作成などから新たに活動が開始されると述べた。

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