ニュース・フラッシュ
2009年5月12日
サンティアゴ
大野克久
チリ:Escondida、67.5億US$からなる投資計画再開の見込み
4月30日付け一般紙によると、Escondida銅山では世界金融危機により凍結されていた海水淡水化プラント及び選鉱場の新規建設のため、総額67.5億US$からなる投資計画を再開させる予定である。これは、EscondidaのCarlos Mesquita社長により4月27日発表されたもので、資材価格下落、銅価回復見通し等を踏まえたもの。
同山では、既に0.5m3/秒の供給能力を有する海水淡水化プラントを有しているが、35億US$を投資して新たに供給能力3.2m3/秒の海水淡水化プラントを建設するとともに、第5次Escondida鉱山拡張計画として、選鉱能力を50%向上させるために第3基目となる選鉱プラント建設のため32.5億US$を投資する計画である。
