ニュース・フラッシュ
2009年5月19日
北京
土屋春明
モンゴル:バヤル首相、IAEA事務局長エルバラデイと会談
地元紙等によれば、最近、モンゴルのバヤル首相は、モンゴル訪問中のIAEA事務局長エルバラデイと会談した。同首相はモンゴルのウラン鉱床の開発・採掘・加工等においては、他国と共同で行うと述べ、放射能鉱物資源及び原子力利用における国家政策、実行プラン及び原子力法案を作成し、5月までに内閣が法案を審議し、国会に提出する予定であると語った。また、これらの法案等を国際基準に合ったものにするため、IAEAからのワーキンググループの派遣や、指導と助言の支援に対し、バヤル首相は感謝の意を表した。
IAEA事務局長エルバラディ氏は、“放射能鉱物資源や原子力利用に関する法案は立派なものができている。今後もモンゴル政府の取組みに対しIAEAは協力・支援していくと語った。
