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ニュース・フラッシュ

2009年5月19日 リマ 山内英生

ペルー:Doe Run Peruの救済進行せず、La Oroya精錬所ではストの可能性も

 資金難に陥っているDoe Run Peruは、民間企業による救済策の条件である資本拡大及び、環境適正化計画 (PAMA) 遂行を前提とした全株式の担保化を満たすことができず、操業再開の見通しは依然立っていない。
 同社支援企業の一つであるBuenaventura社のGalvez財政部長によれば、先週末にDoe Run Peruと救済支援企業の間で協議が行われたが、Doe Run Peruは弁解に終始し、更には政府介入を希望する姿勢を明らかにし、建設的な結果は得られなかった。Galvez部長は、Doe Run Peruに関し、政府と民間鉱山企業は共に十分手を尽くして対応しているにも拘らず、救済が実現しないのはDoe Run Peruに再生の意志が無いからと指摘し、救済期限も限界に達しつつあるとコメントした。
 現在、La Oroya製錬所は銅及び鉛の製錬設備の一部(30~35%)が稼動中であるが、部分的操業は非効率であり、その継続は困難とされている。
 一方、La Oroya製錬所労組のCastillo代表は、政府による介入を求めて5月27日よりストを実施する可能性を表明した。

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