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ニュース・フラッシュ

2009年5月26日 サンティアゴ 菱田 元

アルゼンチン:Chubut州はアンデス山脈地域における鉱業禁止を2012年まで延長することを検討中

 5月18日付け地元紙によると、アルゼンチンChubut州の鉱業当局は、同州北西部における金属鉱物資源を対象とした鉱業活動を事実上禁じる法律の施行期間を3年間延長する方向で検討している。2006年6月に制定された同法律は2009年6月に期限満了となるが、目的が達せられていないため更に3年間延長することを検討しているとChubut州高官はBNAmericas(Business News Americas)に語った。
 同法律により、当局は36か月以内にチリとの国境沿いの地域の鉱物資源を記載し、それらを環境に配慮してどのように開発するかの鉱業土地利用図を作成することを規定している。英国ジュニア探鉱会社Patagonia Gold社が有するHuemules、Leleque、Nahuel Pan、Crespoの4プロジェクトはいずれもこの制限地域に含まれ、同法律の制定は同社のこれらプロジェクトに大きな影響を与えている。

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